重症難病患者在宅ケアシステム
今年度より県の新規事業として「重症難病患者在宅ケアシステム構築事業」が新設されました。この事業は、みえalsの会からの要望事項に基づいて、全国に先駆けて三重県が導入した画期的なものです。
設置の目的は、入院による長期療養生活が困難な状況の中、「筋萎縮性側索硬化症」を始めとする重症神経難病患者及び家族が安心して在宅療養生活を継続して送ることができるように支援することです。
事業内容としては、
(1) コミュニケーション機器の導入および使用上の指導。
進行性の病気であり、コミュニケーションが取れなくなる前に機器を貸与し
使い方を覚えておく。
(2) レスパイト入院のためのベッド確保。
人工呼吸器を装着している患者がレスバイト入院できるようにするために、
病院に対し入院ケアに必要な経費を負担する。
(3) 在宅重症難病患者日帰り介護初度調弁。
人工呼吸器を装着している患者が、レスバイト日帰り介護や短期宿泊が
できるようにするために、施設が行う機器整備を支援する。
の三本立てとなっております。
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